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コウモリ対策

今日は集合住宅のコウモリの糞被害対策として超音波発生装置の設置工事に行って来ました。
現場に到着し早速被害状況を確認します。すると、

結構な量の糞が落ちています。集中して落ちている場所としては、

ガス給湯器の下付近に集中して落ちています。給湯器の中を覗いて見ると、

コウモリがこの中で休憩したりガス管にぶら下がったりしているのだと思われます。物理的な対策も有効ですが今回は超音波機器を
設置する事となりました。それでは何処に機器を設置するのかというと、

ココです。拡大しますと、

所謂、チャンネル鋼です。規格は6.5mm×75mm×150mmだと思われます。コイツの側面に鉄工ドリルで穿孔しビスを固定します。
まずは墨出しです。

引っ掛け穴のピッチは100mmです。

墨出し完了!
そして本日のメインイベント、穿孔スタート!

ですが実はかなりビビッていました。まず、穿孔部の厚さは約10mm。薄くは有りません、いや十分厚いです。
まず鉄鋼への穿孔なので木部への穿孔とは違いドリルビットの中折れや、ビット先端の焼けの恐れが大変高いです。
そして何と用意したドリルビットの数は1本(笑)。 内心ビクビクしながらの穿孔です。
案の定、焼け対策の為に低速回転で穿孔スタートしたのですが貫通する気配が有りません。逆に力が入り過ぎてビットが折れる危険が高まる為、リスク覚悟で高速回転で穿孔開始です。

何とかビットの焼けや中折れする事無く無事貫通できました。そして次は固定用のビスを打ち込みます。

そして本体のベースカバーをこのビスに引っ掛けます。

そして機器本体をはめ込みます。

これで一応完了ですが念のため、穿孔箇所は鉄部が露出している為、サビ予防のためにシーリングしておきました。

これで設置完了! 残り3台の取り付けも無事終わり工事完了です。最初の1台目は穿孔に手こずりましたが2台目からは
コツがわかり汗をかかない程度にスムーズに設置する事ができました。コウモリ被害が減少する事を祈っておきます。

竹澤