周南市でも近年、空き家の増加が地域課題となっています。親から相続した実家や、転勤・施設入居などで住まなくなった住宅をそのままにしている方も少なくありません。しかし、空き家は放置すると建物の劣化だけでなく、近隣住民への迷惑や思わぬ費用負担につながる可能性があります。
今回は、周南市で空き家管理が必要な理由と、適切な管理のポイントについて解説します。
周南市でも空き家対策が進められている
周南市では「空家等対策の推進に関する特別措置法」や市の条例に基づき、空き家対策を積極的に進めています。適切な管理がされていない空き家については、所有者へ管理の依頼や指導が行われる仕組みがあります。
また、法改正により「管理不全空家等」という制度が創設され、危険な状態になる前の段階から行政指導が行われるようになりました。
空き家を放置すると起こる5つのリスク
1. 建物の劣化が急速に進む

人が住まなくなった家は換気や通水が行われなくなるため、湿気がこもりやすくなります。
その結果、
- カビの発生
- 木材の腐食
- シロアリ被害
- 雨漏りの進行
などが起こり、建物の資産価値が大きく低下します。
特に周南市は海に近い地域も多く、湿気や塩害の影響を受けやすいため、定期的な管理が重要です。
2. 雑草や樹木が近隣トラブルの原因になる
空き家の庭を放置すると、雑草や樹木が成長し続けます。
- 隣地への越境
- 害虫や害獣の発生
- 景観の悪化
などが発生し、近隣住民から苦情が寄せられるケースもあります。
実際に周南市も、周囲に悪影響を及ぼす空き家について相談を受け付けています。
3. 防犯上のリスクが高まる
管理されていない空き家は、
- 不法侵入
- 不法投棄
- 放火
などの犯罪リスクが高まります。
郵便物が溜まっていたり、庭が荒れていたりすると「誰も管理していない家」と判断されやすくなります。
定期的な巡回や清掃を行うことで、防犯効果を高めることができます。
4. 所有者が損害賠償責任を負う可能性がある
空き家の管理責任は所有者にあります。
例えば、
- 屋根瓦が飛んで隣家を破損した
- ブロック塀が倒れて通行人がケガをした
- 樹木が道路へ倒れた
といった場合、所有者が損害賠償を求められることがあります。周南市も空き家所有者に対し、適切な管理を行う責務があることを周知しています。
5. 固定資産税が高くなる可能性がある
管理不全の状態が続き、市から「管理不全空家等」や「特定空家等」として勧告を受けた場合、住宅用地特例が解除される可能性があります。すると固定資産税の負担が大きく増えるケースがあります。
「使っていない家だから費用をかけたくない」と放置していた結果、かえって大きな負担が発生することもあるのです。
空き家を放置する前に住宅診断・シロアリ調査を
空き家は適切に管理することで資産価値を維持できます。しかし、見た目では分からない劣化やシロアリ被害が進行しているケースもあります。
住宅ケンコウ社では、
- シロアリ調査
- 床下点検
- ホームインスペクション(住宅診断)
- 害虫、害獣対策
を行っています。
「実家を相続したので状態を確認したい」 「将来的に売却を検討している」 「シロアリ被害がないか心配」
という方はお気軽にご相談ください。






