Author Archives: 栗原

床下断熱材の剥落発見2 検査や調査の必要性を痛感

前回は床下調査を実施した時の土台腐食発見についてお話しをさせて頂きましたが、今回は広島での住宅検査の一つになります床下調査を実施した時の床下断熱材の剥落発見についてお話します。

今回もお住まいの方から「床下調査を実施して欲しい」とご依頼を頂き、調査をした調査員が撮影した写真がこちらです。

今回のお宅では床下の断熱材が剥落しているのが分かると思います。

原因は接着効果の減少で、物件も築30年の為年数の経過によるものと思われます。因みにこのまま調査をしていなかったらどうだったでしょう。恐らく気づくことなくそのまま放置されるのではないでしょうか。

床下はこれ以外にシロアリ被害や床下換気扇異常の有無、土台の腐食等お住まいの構造や快適さに直結する部分が多々あります。

弊社では、通常の検査に該当する建物状況調査だけでなく様々な検査にも対応しています。何か不安に思われる事がありましたらお気軽にお電話等お待ちしております。

 

営業部 不動産係 伊東

シロアリが!4

さて、今回は中古住宅の検査へ行った時にシロアリがいる痕跡発見についてお話しをさせて頂きます。画像は、庭に立っていた門柱をシロアリが食べた跡の可能性が高い為写真に撮ってきたもので、動画はその近くで発見したシロアリです

皆様の中でシロアリを見られた方は少ないと思います。その為、そもそもシロアリなんているの?いてもレアな生き物じゃないの?とお考えの方も多いと思います。でも、私たち検査員や床下調査員が現場に行くと実は結構見かける事があります。

シロアリってしっけた柔らかい木材と暗くて静かなところが大好き。なので、念願のマイホームにシロアリがいて柱や土台がたべられていたら大変です。よって新築住宅では防蟻(シロアリ対策)工事も念入りに施工されています。

でも防蟻工事に使われる薬剤の効果は永久ではなく、一般的には5年でその効果が薄れてくると言われている商品が多い為、そのタイミングで防蟻工事の再施工をされる事をおすすめします。

弊社では新築以外に中古住宅の防蟻工事も実施します。大切なマイホームの購入前に一度ご相談下さい。シロアリがいないか確認する床下調査と建物状況調査(ホームインスペクション)を同時に実施する事で、安心して住む事が出来ると思います。

 

営業部 不動産係 伊東

「色んなところからハネアリが」

皆さんこんにちは

五月雨ですね、村下幸三さんを思い出します。

五月病には気をつけましょうね!?

さて、この時期ゴールデンウィーク前後に大量のハネアリが発生したとの連絡を多数頂きます。

この時期のハネアリはヤマトシロアリというしろありの可能性が極めて高い事が考えられます。

・例えば和室の敷居や・・・

・例えば柱の小さな穴から・・・

・例えば壁紙の隙間から・・・

・例えば畳の表面に小さな穴が・・・

まさかこんな場所からというとこから出てきます!

小さな穴や筋のような隙間や亀裂など、もしかしたらお宅にもあるかもしれません!

一度隅々までチェックしてみましょう!!

大切な財産を守るのは早期発見です!

安心の為に一度点検をしてみてはいかがでしょうか!?

心配な方は気軽にご連絡を!!!

                                   吉野

シロアリ駆除  ハネアリ要注意

今日は生憎の雨模様との事です。

最近注意喚起の投稿を続けていますが、おさらいしときます。

 

「気温が高く湿った日の日中」に黒いハネアリ

「薄いグレーのハネだけが」たくさん落ちている

「飛び方はフラフラ」

こんな虫を見かけたらシロアリの可能性が高いです。

要注意!

新田

シロアリの被害による修繕

この度、8月の豪雨災害により被災された方々へ心よりお見舞い申し上げるとともに、復興に尽力されている皆様には安全に留意されご活躍されることをお祈りいたします。

さて、先日シロアリの被害にあわれたお客様のお宅を駆除させて頂く工事を行いました。

状況は主に玄関框がひどく食害されており框の中は1/3がスカスカな状況でした!
表面は被害にあっているのが丸見えな状況にお客様は綺麗に直してほしいと依頼。
しかし高齢で費用を最小限にという要望を頂き検討した結果、
リフォーム框で表面を補修するという方法になりました。
費用面と仕上がりの説明に了承頂き施工。

色や柄を一番ちかいものを選び完了!

お客様は大変喜んで頂き今後何かあればまた頼みたいと有難いお言葉を頂きました。

今回は被害が発覚してからの依頼となってしまいましたが、被害を未然に防ぐことがとても重要です。
人間の身体も悪くなってからでは病院代や手術代など費用がかかってまいります。
住宅も同じで被害にあうと補修や修繕に多額の費用がかかる場合があります。
最小限に抑えるためにも定期的な建物の管理をされることをお勧め致します。

 

                                   吉野

メンテナンス点検

床下の換気口から水が出てくる。

以前お世話になったお施主様から電話をいただきました。

連日の大雨により雨水が床下へ侵入したのか?など色々考えながら現地へ伺いました。

床下を確認してみると・・・

写真中央付近の木材の色が周りと比べて濃く艶があるのがお分かり頂けますでしょうか?

トイレの給水管から水が少量ではありますが漏れていました。

その後、新たに配管を繋ぎ直して補修致しました。

今回はたまたま外壁側に面しており外に水が漏れて気づくこととなりましたが、

そうでないケースが大半です。

改めて定期的なメンテナンスとしての床下点検の重要性を私自身知ることとなりました。

新田

 

シロアリの黒いハネアリ

シロアリのハネアリが出始めたと情報が入ってきました。

最近暖かい日が増えてきています。

ハネアリが飛び立つにはうってつけの気候ですよね。

少しだけハネアリについてお知らせします

シロアリだから白いんでしょ?と思われがちですがハネアリは黒色です。

この時期の黒い羽のついた虫には注意が必要になります。

お風呂のサッシの隙間から出てきた瞬間です。

数匹いるクリーム色(乳白色)の虫がいわゆるシロアリです。

今後も情報を発信していきますので少しでもお役に立てればと思います。

新田

延長瑕疵保険

寒くなってまいりました!皆様くれぐれも体調にはお気をつけてくださいませ。
さて、話は変わりますが、先日我が家の冷蔵庫が故障致しました。
症状はと申しますと、冷凍・冷蔵が冷えなくなり氷は溶け野菜たちがぬるくなってしまいました。
購入してからおおかた10年が経ち「買い替えしなければいけないかなぁ~、高くつくなぁ~」とあきらめかけていたとき、ふと「保証ってあったっけ・・・」と頭によぎりました。
10年くらい前の事なので全然記憶になかったのですがダメもとで奥さんに確認をしてみたところ、色んな商品の保証書が保管されている段ボールを持ってきて「そんな都合よく保証書なんて入ってるわけ・・・あった!!なんか10年保証入っとるよ!」「え?マジで!?期限いつまで?」と聞くと「来月で切れる」という事で急いで連絡をすると保証内で対応可能ということで見事無償で修理され元気になって帰ってきました。
原因はガス漏れで本来修理をすれば6万~8万くらいはかかっていたとのことで保証に入っててほんとに助かりました。

そんな経験を活かしこの度ご提案したいのが新築延長瑕疵保険です。2009年10月(住宅瑕疵担保履行法が施行)以降の建物が対象でありますが、10年を迎える建物に対しインスペクション(検査)を行い条件を満たすと瑕疵保険が延長出来る商品です。
私が実際経験したように保険に入っていればいざという時に安心です。この機会に生涯でとても大切な役割を担う建物(資産)の価値を高めてはいかがでしょうか!

少しでもお客様の安心と資産をお守りするお手伝いが出来ればと考えております。

吉野

床下換気扇工事

今日は床下換気扇の取り付け工事に行って来ました。久々のブログ更新です(汗)。

現場到着後、換気口廻りを確認し今回は内側から取り付ける事に決めました。床下に侵入し作業開始です。設置予定箇所の換気口を見てみると、

モルタルのバリが結構出てます。勿論撤去し均します。

そして下穴を開けた後、床下換気扇を固定していきます。

最後に忘れずにアース棒を打ち込んでいきます。

電源ケーブルを差し込んで、

完成! 

今日の現場は基礎に墨線が引いてあったのでそれを基準に床下換気扇のレベルが合わせる事が出来てラッキーでした。お次はタイマーの設置です。

お施主様と相談しコンセントの真横に設置する事になりました。壁の下地がボードなので ビスが効き、設置は問題無さそうです。しかし、出来るだけ格好良く線を通したいので畳寄せを少し加工してやります。

この赤丸部分ですね。このままだとどうしてもケーブルが盛り上がってしまい、モールの蓋が綺麗にはまりません。ちょっと欠いでやろうと思います。

この部分を欠いでケーブルが無理なくモールに入るようにしてやります。

使う道具は勿論、【鑿】です。会社の倉庫から発掘したヤツです(笑)。

マイナスドライバーも駆使します。

完成しました。

休日のDIYがこんな時に役立ちます。文句なしの出来です。

後はタイマーを設置するだけです。

レーザーでレベルを正確に合わせます。隣のコンセントが少し傾いてますね(笑)。

設置完了! 

因みに畳寄せ部分はこんな感じに収まっています。

プロの仕事として文句ない仕上がりだと思っています(笑)。これからもただ設置するだけでなく、見た目の綺麗さも追及していこうと思う今日一日でした。

                           竹澤

床下の健康チェック!

だんだん寒くなってきて衣替えをしようとなかなか動き出せない日々を送っております。

今回は、床下の湿気のお話です。

床下の湿気が多いとカビやダニが発生しやすくなり、人体に影響を与え大切なお家にもダメージを与える事があります。

床下の湿気が多いと床下の木材が水分が多く含み木材の強度を落とすことがあります。

こちらが湿気により木材の強度が落ちている様子が見て分かる写真になります。

鉛筆を刺してみると簡単に刺さってしまうくらい柔らかくなっていました。

こちらのお宅では、他にもシロアリの被害痕、木材にカビ等もありましたのでシロアリ予防と床下換気扇を提案しております。

床下の事なのでなかなか見る機会もありません。

畳が湿っぽかったり、押入にシミやカビがあったり、床から音が鳴るようになったり少しでも気になることがありましたらお気軽にご連絡ください。

                                 

  矢仁田