更新情報とお知らせ

お知らせ

ハネアリの相談

『なんかハネアリがたくさん出てきたんですけど・・・』

 

と、今年初めてのハネアリ相談。

 

例年、4月~5月にかけてシロアリは巣別れの為、ハネアリになって飛び出します。

 

今年もやってきたか!少し早いなと思いつつ現場へ・・・

 

現場は、某会社さんの事務所で軽量鉄骨造でした。早速、ハネアリの出た箇所へ案内して

 

いただきますと、やはりヤマトシロアリのハネアリでした。

 

早速、鉄製の床板をはずして床下をみます。床高わずか10cmしかない為、所々、床板を

 

はずしながら調査をしていきます。

すると・・・

いました!! たくさんのハネアリの抜け落ちたハネとシロアリの兆候の蟻道

こんな鉄ばかりの所でなく、木材のたくさんある所に住みつけよ・・・

と思いながらも、わずかばかりの木材を見つけて住処にするシロアリさんに感心。

 

最近は、ベタ基礎や防湿コンクリート打設の床下がほとんどですが、やはりシロアリ

 

対策はどのような構造の建物でも必要だなと感じた次第です。

 

これからの1か月間は『ハネアリ』を見かける事が多くなると思います。

 

ハネアリを見かけましたら、ぜひとも住宅ケンコウ社へご一報くださいますよう

 

お願い申し上げます。

 

by 天野

シロアリ駆除費用の一部が戻ってくる?

今年も確定申告が始まりました。

会社員の方にはなじみがないと思いますが、シロアリ駆除を行った方にはぜひ知っておいていただきたい情報をお知らせします。

シロアリ駆除で支払った費用 被害箇所を修繕した費用が、確定申告で雑損控除として申告することで所得税の一部が戻ってくる可能性があるという事です。

また雑損控除の申告は5年前まで遡ることができますので 下記の内容について一読ください。

 

サラリーマンの方も必見 「知って得する雑損控除」

1.雑損控除に認められるシロアリによる災害損失

確定申告をするときに所得額から控除できる14種類のもののうち「雑損控除」というものがあります。本人や家族の資産が災害や盗難、横領などにより損害を受け、損失額がある一定を超える場合には所得の合計額から控除できるというものです。
 シロアリによる家屋の被害も資産の損失に認められていますので(所得税法施行令第9条に定める害虫による災害)、駆除にかかった費用と修繕費用は、ある一定以上の額が所得額から差し引くことができます。ただ注意が必要なのは、予防処置に対してはこの雑損控除の対象にならないということです。シロアリの被害がないけれど隣でシロアリが出たから予防してもらったというケースは残念ながら対象になりません。それから別荘など日常生活に必要のない財産の被害は控除の対象になりません。

 

2.雑損控除の計算

雑損控除の金額は以下①と②のいずれか大きいほうが控除額になります。
 

① 控除額 = 損失金額 - 保険などから補てんされる金額 - (総所得金額×10%)

② 控除額 = 損失金額 - 保険などから補てんされる金額 - 5万円

 損失金額はシロアリ被害の場合、駆除費用と、修繕も行った場合はその合計の金額になります。

  ・例 駆除費用が5万円、修繕費用が10万円、保険などからの補てんがなく、総所得金額が50万円 

以上の場合
    控除額 = 5万円(駆除費用) + 10万円(修繕費用) - 5万円 = 10万円
    実際に減額される金額は所得税率、住民税率などによってかわります。

 

3.申告に必要なもの

基本的にはシロアリ駆除及び修繕の見積書と領収書があれば申告できます。場合によっては被災の証明書となるようなものが必要となるかもしれませんがその場合は当社で発行する点検報告書を添付すれば大丈夫です。
 必要なもの
  ・見積書、領収書
  ・被災したことの証明書(場合によっては)

 ※年末調整をうけた会社員の方でも確定申告を行なえば控除されます。

 

栗原