更新情報とお知らせ

イエシロアリ

今日はイエシロ駆除の誘引処理をしてきました。被害レベルとしては中程度でしたが、

珍しい被害も有ったので紹介してみようと思います。

朝の挨拶の後、「ここでシロアリに気付いた!」と連れていかれたのが

床の間の地袋です。引き戸を開けてみると

元気に兵蟻が歩き回ってました(笑)。 「敵が来た!」と勘づいたのでしょうか? 

続いて床下の被害ですが

保温材の中から蟻道が上っていたり、

塩ビパイプの切り口に蟻土が詰まってました。これは珍しいです。兵蟻が待ち構えているのが見えます。

床下処理が終わった後、被害の甚大な和室の畳を上げてみたところ

座板と畳の間を元気に行進してました(笑)。

まあ逆に言えばイエシロ蟻の活動が活発という事はそれだけ誘引処理の効果も期待できるので有る意味安心できます。

2週間後に全体の工事を行う事をお施主様に伝え、現場を後にしました。

2019_7_22

竹澤

 

床下換気扇取り換え

 今日は床下換気扇の取り換え工事を行いました。

先月、床下換気扇の漏電検査を実施した記事をブログに掲載しましたが、そのお施主様が丁度いい機会

なので新規に取り換えます、との事で交換することとなりました。

まず既存の換気扇を取り外します。

そして新規に取り付ける換気扇を仮止めした後、ビス止めの為のプラグの下穴を穿孔します。

既存の下穴を利用してもよかったのですが余り良い下穴ではなかったので、穿孔し直しました。

問題なく排気2台の取り換えが完了です。

新品だけあってパネルが鏡のように輝いています。

取り付け完了後、絶縁抵抗を計測してみました。前回、設置後15年近く経過した時点での計測結果が

約0.7MΩでした。規定では対地電圧150V以下の場合は0.1MΩ以上ですので、規定は満たしていますが

少し絶縁状態が悪化している状態でした。そして気になる今回の計測結果ですが、

約60MΩという数値が測定されました。合格です。

 

工事終了後、奥様にも測定結果を確認して頂き、大変安心された様です。

また15年間頑張ってもらいましょう!

竹澤

moogle点検

 

今日は昨年9月にイエシロ駆除+テクノガードを施工した現場の保証内点検を実施しました。

お施主様が言われるには「最近、ハネアリが数匹家の中で歩いている」との事です。

ここ数日で急にイエシロの群飛が盛んになったみたいで、問い合わせが会社にも数件入ってきています。

ただ床下に潜って点検するのではいつもと同じですので今日は床下点検ロボットを使用します。

その名は【moogle = モーグル】です。

(←練習風景)

このロボットを昨年の初め頃から床下点検にて活用しています。moogleを使用する一番のメリットは床下の状況が

PC画面にリアルタイムで映し出されますので、お施主様も一緒に床上で床下状況を確認出来ることです。

それでは床下に投入します。

土壌表面が白っぽいのはテクノガードの硬化被膜です。

PC画面はこんな感じに映し出されます。

大引き下も余裕でくぐれます。

moogle単体で写真撮影もできます

 

 

PC画面にリアルタイムに床下が映し出されるのでお施主様も興味津々です。

スタックする事も結構な頻度であるのですが今日は何とかスタックせずに無事帰還してくれました。

床下に特に異常もなく点検も無事終了となりました。恐らく数匹見かけたハネアリは外部より

進入してきたものと思われます。お施主様にも説明し、納得して頂きました。

竹澤

 

 

床下換気扇漏電検査

 今日の工事現場は今回で5回目の再処理となるベテランOB様です。

弊社の床下換気扇も3台設置して頂いています。

今のところ異音などは無いようですが、設置したのが2003年という事で使用期間が15年を超えていますので、

点検の一環として漏電検査を実施しました。

まずタイマーに繋がる電源コンセントを抜き、床下換気扇行きのケーブルを外し絶縁抵抗計を用いて、

対大地間の絶縁抵抗を計測します。すると、

約0.5メグオーム付近を針が示しています。基準としては0.1メグオーム以上でOKですので不合格ではありませんが

漏電ブレーカーが作動しないレベルで絶縁状態が悪化していると思われます。せっかくですので3台の換気扇の内、どれが

悪いか測定してみます。

まず最初に攪拌機から測定します。

100メグオーム以上で問題無し。

次の換気扇は、

3メグオーム。次が

5メグオーム。

明らかに絶縁不良となっている換気扇は有りませんでしたが、排気2台の絶縁が少し劣化しているようです。

お施主様に測定結果について説明したところ、「排気2台は念のために線を外してください」

との要望が有った為、とりあえず撹拌機のみ稼働するように配線し直しました。

配線終了後、再度測定したところ

30メグオーム付近を計測し無事完了です。

排気2台を取り換えるか否かはまた考えます、とのことで今日の工事は終了しました。

竹澤

蟻道いろいろ

今日はヤマトシロアリの駆除工事に行ってきました。
今日の現場の床下には少し変わった蟻道が有ったので紹介したいと思います。

まずはごく標準的な、

ノーマルタイプの蟻道です。下から上へ一直線です。

そして次が、

これです。
決して断熱材に血管が通っている訳ではありません。模様でもありません。れっきとしした蟻道です。

ほじってみると、

蟻土がしっかりと詰まってます。私はコレを見る時はいつも『キモい!』と思ってしまいます。プロなのに…。

そして次が、

これです。まるで迷路みたいですよね。『道は一本でいいじゃん!』とつい呟いてしまいます。

そして最後に今日一番感動した蟻道を紹介したいと思います。

空中蟻道です。ここまで長いのはなかなかお目に掛かれません。
あと少しで上下の蟻道が貫通するところでした。

実に惜しい! どうせなら貫通した後に遭遇したかったです(笑)

 

空中蟻道の残骸も発見できました。

 シロアリさんも

立派な空中蟻道を見た時はつい崩すのが惜しくなるのですが、そこは心を鬼にして(?)粛々と処理していきます。

何時かは上下が完全に繋がった空中蟻道に遭遇してみたいですね。

 

竹澤

 

 

床下調湿剤

本日は柳井市にてヤマトシロアリの駆除工事です。

現場に着いてお施主様から話を聞いたところ、かなり昔に他社様にてシロアリ施工をされたとの情報です。

床下進入の為に和室の畳を上げた所、

いやー参った。一番嫌なパターンです。他社製の袋入りの調湿剤が床下全面に敷き詰められています。

このパターンは木部処理に関してはいつもと変わりはないのですが問題は土壌処理です。

調湿剤を1つ1つめくって散布しないといけません。 写真で説明しますと、

① 調湿剤をめくって

 ➁ 土壌処理剤散布

➂ 元に戻す

 

この一連の作業をひたすら繰り返していきます。平米約4袋でしたのでこの現場は約200回繰り返す必要が有ります(汗)。

 

まあ、文句を言ったところでやらないと終わらないのでひたすらこれを繰り返していきます。

調湿剤をめくりながら「絶対居るやろうなー」と身構えていましたがやっぱり居ました、ヤツが。

ムカデです。小さかったですが(笑)

 

それと調湿剤をめくらないと気付かないような

作りかけの蟻道も発見できました。 【めくり甲斐】が有るというもんです。

 

一連の作業も体が慣れてくると所謂、【ランナーズハイ】のように特に疲れも感じずにスピードもどんどん上がっていきます(気がするだけ?)。

なんとか施工完了!

お施主様にタブレットで施工写真を見て頂きながら本日の工事内容を説明し、大変安心して頂けました。頑張った甲斐がありました。

竹澤

コウモリ対策

今日はコウモリ対策の工事をしてきました。前回が昨年の10月で今回が2回目の施工です。

お施主様に聞いたところ『前回の施工後、コウモリが来なくなったが先月頃からまた来るようになった』との事です。

工事としては害鳥対策の専用忌避剤をトレーに入れて軒下に一定間隔で吊るすという内容です。

写真でご覧いただきますと

         ↑ 専用トレーに忌避剤を入れて

         ↑ 約30㎝間隔で吊るしていきます

今回は薬剤を補充するだけなので作業は簡単です。しかし高所での作業になりますので1人が下で梯子を支え、

1人が上で薬を補充するというように安全第一で施工していきます。

前回設置したトレーの中を見てみたところ、

小さい翅虫やハチが捕獲されていました。鳥類は忌避するけど、虫はおびき寄せるのかもしれません(笑)。

確認が終わった後は、忌避剤をドンドン補充していきます。

補充しながら確認したところ、所々にコウモリの糞が落ちていました。上から見ればよく分かりますね。

やはり再発しているようです。前回の工事が昨年の10月でしたので有効期間は約7カ月くらいでしょうか?

薬剤を使用したコウモリ対策はどうしても【効果が永久】ということは有り得ませんので定期的な施工が求められます。

そんなこんなで、

無事、施工完了。

 

事故無く作業を終える事ができて一安心でした。

竹澤

 

 

 

 

シロアリ誘引材

日の施工現場では私が『絶対ダメなやつ』と勝手に命名している箇所が有りました。

さてどこでしょうか?

 

シロアリ防除業者ならすぐに『ここ!』とお分かりになると思いますが、正解は

この部分です。

これはおそらくコンクリート製の換気口を設置する際に、高さ調整のために

使われた木材がそのまま残っていると推測されます。

しかし【絶対ダメなやつ】と私が命名した理由でもあるのですが、この木材はかなりの確率でシロアリの被害にあっています。

撤去してみたところ、

やっぱり被害にあってました。

考えてみれば当たり前ですよね。外からシロアリをおびき寄せている言わば、【誘引材】みたいな存在ですからね。

そのまま残しておいても百害あって一利なしという事で撤去した後は、

土壌処理剤を散布して

無事施工完了です。

 

これで外部からのシロアリの侵入を防げるようになりました。お施主様にも安心して過ごして頂きたいと思います。

 竹澤

 

 

 

 

 

 

 

ムカデ駆除

本日の現場はムカデ駆除。

立地場所としては住宅の真裏が竹林というムカデにとっては好条件。

 

家の周りを確認したところ家の外周部に粉剤を撒いた跡が有りました。

家の外周部基礎立ち上がりに粉剤散布は害虫対策としてとても有効ですが、既に薬効は殆ど無いようです。

よく見ると

様々な害虫が粉剤の上で元気に活動していました(笑)

 

という事で弊社が害虫駆除剤として絶大な信頼を置いている“サイベーレSC”を使用し施工開始です。

施工の基本は基礎の立ち上がり部をL字に処理です。

 

幸いな事に今日の現場は家の周りをとても綺麗にされていたので大変施工し易かったです。有難うございます。

ぐるっと一周施工が終わったところで作業終了。時間にして約1時間。とてもスムーズに終わる事ができました。

しばらくの間はムカデが出現しない事を祈っております。

 

竹澤

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

シロアリ施工紹介

まして。

ようやくですが今年度から周南営業所もブログを始める事になりました。

2日に1回の更新を目指し頑張りますので皆様どうかよろしくお願いします。

さて、記念すべき第1回目の内容ですが既設現場での施工について紹介したいと思います。

弊社の既設現場でのシロアリ工事の必須作業として【土間コンクリート穿孔、注入】が挙げられます。

実際の写真で説明しますと

  • 穿孔

  • 注入

  • 補修

この作業を玄関、風呂場、勝手口の土間コンクリート部分で行います。

上の写真のようなタイルなら何の問題も無いのですが、ここ最近の新築住宅で採用が増えている300角の大判タイル。

     ↑ こういうタイルです

 

これが私達にとってとても難敵なんです。何が難しいかといいますと兎に角タイル目地が狭い!。比べてみると

約9mm(対角約12.5mm)

約4mm (対角約5.5mm)

何と半分以下です。弊社が使用しているドリルビットの径が6mm。つまり4mmの目地の場合はほぼ間違いなくタイルの角が欠けてしまいます。

勿論、目地が狭い時はお施主様に了承を得た上での施工を私達工務は徹底していますが、それでも削りカスを掃除機で吸う時は毎回心臓がバクバクしてます。

じゃあもっと細いビットで穿孔すればいいのでは? という声が聞こえて来ますが無いんですよね、6mmより細いロングビットが、、、、、、。

 

という事で将来、新築住宅を建てられる予定がある方は是非、土間タイルの目地は5mm以上確保するように監督さん(左官さん)に要望を伝えて下さい!

シロアリ防除業者からの切実なるお願いです(笑)。      

 竹澤