Author Archives: amano

シロアリから家を守る「防蟻処理」とは?

2025年9月11日(木)

こんにちは!住宅ケンコウ社です。
今回は「防蟻処理(ぼうぎしょり)」についてご紹介します。
「防蟻処理」
ちょっと専門的な言葉で、わかりにくいですよね・・・実際、私が当社に入社した際に初めて聞いた時も、何の事かわかりませんでした。
特に、建築業者さんは、この言葉をよく使います。ちょっと専門的な言葉ですが、わかりやすくお伝えしますね。

防蟻処理ってなに?

「防蟻」とは、漢字の通り「蟻(=シロアリ)」を防ぐことを意味します。
つまり防蟻処理とは、シロアリが家に入ってこないように薬剤や施工で守ることをいいます。

シロアリは木材を食べてしまうため、気づかないうちに柱や床を弱らせ、家の寿命を縮めてしまいます。
そのため、新築のときやリフォームの際に、土台や床下に薬剤をしみ込ませる「防蟻処理」が行われるのです。

なぜ必要なの?

シロアリの被害は表からは見えにくく、気づいたときには家の中が大きく傷んでいるケースも少なくありません。
「うちは大丈夫」と思っていても、シロアリは日本中どこにでも生息しており、特に湿気の多い地域や築年数が経った木造住宅では注意が必要です。

防蟻処理をしておけば、シロアリが侵入しにくい環境をつくることができ、お住まいを長く安心して使えるようになります。

どのくらい効果が続くの?

一般的な防蟻処理の効果は 5年程度 とされています。
そのため、新築後5年ごとに点検や再処理を行うのが安心です。

当社でも無料点検を実施し、必要に応じて再処理をご案内しています。

「うちの家はどうだろう?」と気になる方は、一度点検を受けてみることをおすすめします。

「防蟻処理」という言葉は少し難しく感じますが、簡単に言えば “シロアリから家を守るための工事” です。
大切なお住まいを長持ちさせるために、定期的な点検とメンテナンスを心がけましょう。

リフォーム前の床下調査 ~失敗しないリフォームの為に!~

2025年9月10日(水)

今朝は出勤前から大雨で早朝から憂鬱な気分のままスタートです。
予報でみると、まとまった雨は午前中までとの事で、午後からは少しずつ上がって
きそうで、ひと安心です。気温も30℃まであがらないので、作業自体は比較的
容易にできそうですね。

昨日は、ある取引先様からのお問合せで
リフォームをする前のインスペクションの一環で床下の検査の御依頼をいただき
現地に向かいました。

建築年数は不明ですが、おおよそ45年近く経過している建物ではないかとの事。
今回は外装や内装のリフォームがメインで構造を大きく触るリフォームのご計画では
ないとの事ですが、普段の生活の中で見えない部分(特に床下)に緊急に修繕しなければ
ならない劣化箇所があれば、そちらを優先にしたいとの意向からリフォームの優先順位を
確定させる為の床下調査でした。

実際に床下に入ってみると

一見は、そんなに激しい劣化があるように見えませんでしたが・・・
ほふく前進で奥へ侵入していくと、まず目に入ったのが

上記写真にあるように 基礎のクラックです。

写真でご覧になっていただくと、御分かりいただける思いますが
すでに亀裂が大きく、そして深い為、コンクリート内部の鉄筋にサビがでており
著しく強度低下している現状が見受けられました。

またさらに調査をしていくと

上の写真のようにシロアリ蟻道が見受けられ

その蟻道内部には、ヤマトシロアリの生息が見受けられました。

シロアリ被害はすでに床面の断熱材にまで入り込むほど進行している状況です。

また一部、断熱材の欠落(下の写真を参照)も見受けられました。

その他、床下の給排水関連の水漏れや木材の著しい腐朽などは見受けられませんでした。
以上の事より、今回のリフォームに併せて基礎の補修、断熱材の補修、シロアリ防除処理などを
併せて検討していく事になりました。

ご予算の都合もある為、外壁の塗装工事については、今回は先延ばしにして緊急性の高い床下関連の
工事を優先して行い事になりそうです。

今回、床下を検査せずにリフォーム工事を進めていると
本来、一番優先して修繕しなければならない部位を放置してしまう結果になったかもしれません・・・

リフォームは規模の大小にかかわらず、まず計画の段階で検査をされる事を強く推奨します。
特に、床下は普段の生活では気づかない劣化事象が多い部分になりますので、絶対に調査をして
おくべき部位です。

まずはリフォームされる建築業者さんにご相談いただき、建築業者さんで対応が難しいようで
あれば、弊社へご相談くださいませ。
お客様が
『あの時に事前に点検しておけばよかった・・・』と
お嘆きにならないよう、安心安全なリフォームになるようお手伝いをさせていただきます。

【猛暑×ハチ被害】今年は要注意!ハチの巣が急増中…!

2025年7月15日(火)

今年、日本は連日35℃を超える記録的な猛暑が続いており、全国各地で「ハチ発生指数」が高まっている状況です。
実際、2025年7月14日時点の指数では、全国の約半数の都道府県が「かなり出ている」と、軒下や庭先にハチの巣ができるケースが急増しています 。
暑さに伴い、スズメバチやアシナガバチは巣の発達・個体数ともに増加し、被害が夏から秋にかけてピークを迎えることが専門家にも指摘されています。
弊社でもこの暑さの影響で、ハチの活動も例年以上に活発化しており、軒先や庭先に突然巣ができていたというご相談が急増しています。
「気がついたら家の周りに巣ができていた」
「最近やけにハチを見かける」
そんな時は、決して近づかず、まずはご相談ください。

よく見かけるハチの種類と特徴

🔶 アシナガバチ

・スリムな体型で長い足が特徴

・比較的おとなしいが、巣に近づくと攻撃してくる

・軒下や植木の間など、身近な場所に巣を作りやすい

🔴 スズメバチ

  • 非常に攻撃的で、巣に近づくだけで襲ってくることも

  • 刺されると激しい痛みやアレルギー反応の恐れ

  • 屋根裏や樹木の中などに大きな球状の巣を作る

注意して確認してみましょう!

お住まいの周辺にハチをよく見かけるようになったら以下の図を参考にハチの巣を探してみましょう
ただし、天井裏は危ないので、絶対に覗き込まないでください!

ハチの駆除はプロにお任せください!

市販のスプレーでの駆除は、ハチを刺激し逆に危険です。
特にスズメバチの巣は非常に攻撃性が高く、専門知識と装備がなければ対応できません。

安心・安全の駆除をお約束!

当社では、ハチの種類と巣の状況を正確に見極め、最適な方法で迅速・安全に駆除を行います。

📞 まずはお気軽にご相談ください

「これってハチの巣かな?」という段階でもお気軽にご連絡ください。
調査・ご相談は無料です!
地域密着の迅速対応で、皆さまの安全と安心を守ります。

~保証が切れる前に無料点検をおすすめする理由~

2025年7月7日(月)

本日は令和7年7月7日とスリーセブンの並ぶ縁起の良い日ですね!
パチンコなどの遊戯をされる方にとっては、今日は運気があがる一日になれば良いですね!

さて、連日のように35℃以上の気温が続きます。
弊社でも日々、熱中症の対策については注意を促していますが、特に睡眠とバランスの取れた食事についてしっかりと自己管理していただき、適宜、休憩を入れながらサービスを実施してまいる所存です。
そんななか、私達は常に『アフターサービス』を非常に大事にしています。

忘れがちですが、お住まいのシロアリ防除工事から、いつの間にか5年が経っていませんか?
多くの防除工事には「5年保証」がついています。この期間内であれば、万が一シロアリの被害が再発した場合でも、保証内容に基づき無償で再施工が受けられることがほとんどです。

しかし・・・・

保証は「点検してこそ」活かせます!

保証期間の最終年に点検をせず、万が一保証が切れたあとにシロアリの再発が見つかってしまうと、本来なら無償で済んだはずの施工が有料になるケースがあります。そのような事態を防ぐためにも、保証が切れる前の無料点検はとても重要です。

見えない床下こそ“予防”と“確認”がカギ

シロアリ被害は目に見える場所だけでなく、床下や壁の内部など、人の目が届きにくい場所で進行することがほとんどです。「特に異常は感じないから大丈夫」と思っていても、実際には床下で被害が進んでいた――という事例は少なくありません。
だからこそ、専門資格を持つ防除士による点検を受けることは、安心と安全の第一歩になります。

無料点検はお気軽にお申し込みください

当社では、5年保証の満了前に対象のお客様へ無料点検のご案内を行っております。点検の所要時間はおおよそ30分〜1時間程度。床下の状態や、再侵入のリスク、そして薬剤の効果持続状況を丁寧に確認し、ご報告いたします。
また5年以上経過した8年、10年、15年などの不定期でも点検のご案内をさせていただいていますので、点検のご案内が届きましたら、ご遠慮なく無料点検をお申し付けください。

まとめ

1.シロアリ防除の保証は5年が一般的
2.保証満了前の点検が、いざというときの無償対応に直結
3.床下は日常では確認できないからこそ、専門家の目が必要

保証があるうちに点検を受けておくことで、将来の大きな修繕費用を防ぐことができます。
ぜひこの機会に、無料点検をお申し込みください。

本日の床下シロアリ調査 ~ハネアリ無料点検~

2025年6月10日(火)
今朝は、目が覚めると雨音が聞こえてきて憂鬱な気持ちになりました。
週間天気予報を見ると、これから2週間くらいは雨マークの連続・・・
梅雨だから仕方ないですね・・・
と言っていても始まらないので、元気よく今日も床下に潜ります!

今日の調査は5月にハネアリが出てきたお住まいの調査結果です。

床下に潜り込むと早速

すごい蟻道が確認できました

すでに根太(床板を支える木材)にまで被害が進行しており

根太材は上の写真のようにかなり甚大な被害となりました・・・

土中から空中蟻道も見事に構築されています

上の写真は木材含水率の結果です。
24%あれば、やはりシロアリ被害は甚大になりますね・・・

非常に残念なのが、一部改装工事をされ、床下に新しい木材が使われている部屋にまで被害が及んでいる事

こちらの改修済のお部屋の木材含水率は
16%と20%を切っていますが、安心できませんね・・・

一部始終をお客様に報告させていただき、すでに著しく木材が劣化している部分については修繕しながらの薬剤処理をお勧めする事になりました。

毎回、調査する度に思うのですが、このような状態になってお客様に報告するのは非常につらいです。

つねに私達の思いは
『お客様が後悔しないように!』
を念頭に入れ、このようにならないよう
事前に調査・点検・対策をお勧めできればと考えています。

このブログをご覧になってくださったお客様へ少しでも気になる事象がありましたら、何なりと弊社へご相談くださいませ。新設丁寧に対応させていただきます。

茶色のハネアリはイエシロアリ?~沿岸地区にお住まいの方はこの時期のハネアリはご注意ください!~

2025年6月9日(月)

週間天気予報を見ると、今週は毎日が雨マークですね。いよいよ中国地方も梅雨入りになりそうです。毎日、ジメジメしますので不快指数が猛烈にアップしますが、今週も元気を出して頑張りましょう!

梅雨入りすると同時にほぼ例年、問い合わせが増える案件があります。

『茶色い(黄色い)ハネアリが大量・・・』
『サッシ枠にハネが沢山落ちている・・・』
などです。

これらはイエシロアリと呼ばれる種類のシロアリがハネアリとなって出てきたものです。

上記写真の右側がイエシロアリです。
沿岸地域に多く生息します。
光(蛍光灯)に向かって集まる習性がありますので、蛍光灯のあかりが漏れる箇所には多く集まります。

このイエシロアリ、加害速度が速く、被害も甚大になる可能性がありますので、これらのハネアリが自宅周辺で見かけるようなことがあれば、すぐに調査をされる事をお勧めします。

これらは2階のタタミや屋根裏の被害状況です。イエシロアリは水分を運ぶ能力がある為、ヤマトシロアリと違って、かなり高い位置まで被害を及ぼします。

このイエシロアリの被害は本当に甚大になる為、建物の大きな修繕や、ひどい場合は建て替えを検討する程、ダメージが大きくなる場合があります。

何度も言いますが
『あの時、早く点検しておけば・・・』
『随分前からこのハネアリ見ていたわ・・・』
なんて後悔されるお客様を一人でも少ないしたいと考えている弊社では、とにかくこのハネアリを見かけたらすぐに調査をお勧めしております。
調査をご希望の方は
↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓
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どんな些細な相談でも構いませんので、ご相談くださいませ!

しろあり定期点検の重要性について

2025年5月23日(金)

この時期、シロアリ防除業者さんは、とても多忙となります。
昨日もシロアリ被害調査に訪問させていただきました。

まず、タタミがブカブカするようになったという初期症状から始まり
タタミにおいてあったダンボールを動かしてみると

このような状態に・・・・
これはタタミとその上に置いてあったダンボールのシロアリ食害です。

この状態をみただけで、かなり深刻な被害である事を予測しながら
タタミをはがしてみると・・・

やはり床板の表面までシロアリ被害が見受けられました。
また、床板の更に床下側の構造部分、土台、大引き、根太などはどうなっているのか?

大引きや根太材に腐朽(腐れ)とシロアリの被害が及んでおり
根太材がすでに折れており、床が抜ける寸前でした・・・

床下全域を調査した結果、湿気が非常に多い床下環境で、シロアリの被害が級数的に
増大した結果でした。

これからクライアントの建築業者さんが修繕されていくなかで、プランに併せて
薬剤によるシロアリ防除を実施する方針となりました。

お客様からヒアリングすると
『数年前から色々と兆候は出ていた』
との事で、やはり早期発見、早期対策が被害の進行を防ぐ最も有効な手段であると
改めて認識する事ができました。

一度でも、弊社がお世話になたお客様には
『あの時、点検しておけばよかった・・・』
『あの時、対策しておけばよかった・・・』
などと嘆かれる事にならないように、これからも、しつこいようですが
点検や調査の案内は定期的にご案内させていただきます。

もし今後、点検案内などが届きましたら、できる限り点検を受けていただきますよう
お願い致します。

黒いハネアリはヤマトシロアリ?山口のシロアリ防除はお任せください!

2025年5月19日(月)

ゴールデンウィークが明けてからいきなりシロアリやハネアリの相談が増加してきました。

これまでに何度もお話ししてきましたが、ヤマトシロアリのハネアリは4月末~5月中旬にかけてハネアリとなってコロニー(巣)から飛び出し、繁殖をします。

この時期に大量に体の黒いハネアリを見かけたら要注意です。

上の写真は玄関のあがり框(カマチ)
※玄関の上り口
からヤマトシロアリが飛び出した写真です。

床下に潜り込んで調査を実施した結果、玄関のカマチの床下側にシロアリの被害があり、ドライバーが簡単に刺さるほど、木材が柔らかくなっていました・・・

基本的にハネアリが飛び出してきた場合、その近辺にヤマトシロアリのコロニー(巣)が見つかる可能性が高いので、まずは住宅ケンコウ社へ連絡いただき、調査を受けていただく事をお勧め致します。

調査後は床下の写真や動画を参照に分かり易く状況をご説明した後に、対策が必要であれば施工方法とそれに伴う費用のご提示をさせていただきます。もちろんゆっくりとご検討いただいて構いませんので、まずは調査だけでも受けていただく事をお勧め致します。

中古住宅を買うなら、見逃さないで!「床下点検」が未来の安心をつくる

2025年4月25日(金)

こんにちは。
最近は、住まい選びの選択肢として「中古住宅」が注目されていますよね。新築と比べて価格が抑えられたり、好立地に建っている物件が見つけやすかったりと、中古ならではの魅力がたくさんあります。

でも、中古住宅には“落とし穴”もあるのをご存じでしょうか?

そのひとつが、「床下の状態」です。

外観や内装はリフォームされていても、床下まではチェックしていないケースも多いんです。
そして実は、その床下こそが、家の健康状態を知る“カギ”になっているんです。

今回は、中古住宅を購入する前にぜひやっておきたい 床下点検の重要性 について、詳しくご紹介します。

床下って、なんでそんなに大事なの?

床下というと、なんだか地味で見えない場所。でもそこには、家を支える大事な構造や設備がたくさん詰まっています。

たとえばこんなものがあります

・建物の土台や束柱(木造住宅の構造部分)
・給排水管(キッチンやお風呂の配管)
・断熱材
・地面(コンクリートor土)

これらが傷んでいたり、湿気がこもっていたりすると、見えないところでダメージが進行していることも。最悪の場合、住み始めてから大規模な修繕が必要になることもあります。

床下点検でチェックできること

では、床下点検では具体的にどんなことがわかるのでしょうか?
プロの点検では、以下のようなポイントをくまなく確認してくれます。

1. 木材の劣化・腐食の確認

木造住宅の場合、土台や柱が湿気やシロアリで腐食していることがあります。
パッと見ではわからなくても、床下を覗くと劣化が進んでいることも…。この段階で補修が必要かどうか判断できます。

2.湿気・カビ・結露の兆候

日本は高温多湿の気候なので、床下に湿気がこもりやすいんです。
通気口がふさがっていたり、地面からの湿気が上がってきていたりすると、カビや結露の原因になります。
カビは見た目の問題だけでなく、アレルギーや喘息の原因になることもあるので、健康面でも見逃せません。

3.シロアリの被害の有無

シロアリは静かに、でも確実に家を食い荒らします。床下点検では、蟻道(ぎどう)と呼ばれるシロアリの通り道や、食害の跡を確認できます。
見つかったらすぐに対策を取る必要があります。

4.配管の破損や水漏れチェック

古い住宅では、排水管や給水管がひび割れていたり、接続部から水が漏れていたりすることも。
小さな水漏れでも放っておくと床下全体が湿気だらけになり、家の寿命を縮めてしまいます。

点検で「大丈夫」だったら、安心材料になる!

床下点検のメリットは、「問題があったときに備えられる」というだけではありません。
何も問題がなければ、それは大きな安心材料になるんです。

「この家はしっかりメンテナンスされてきたんだな」
「この構造なら長く安心して住めそう」
そんな信頼を持って購入に踏み切れるのは、とても大きなことですよね。

床下点検、お任せください!

床下点検は、住宅診断(ホームインスペクション)を行っている専門業者の弊社へお任せください。
最近では、中古住宅を購入する際に「インスペクション付き物件」も増えてきています。

もし売主や不動産会社が点検を行っていない場合でも、買主さん側で依頼してもOKです。
費用はおおよそ床下だけなら1.5万円程度、建物全域の検査であれば6万円程で検査ができます。
これで大きなリスクを回避できるなら、決して高い投資ではないと思いませんか?

見えない場所こそ、見るべき

中古住宅は、コストを抑えながら理想の暮らしを叶える素敵な選択肢です。
でも、見た目だけに惑わされず、「見えない部分」こそしっかりチェックしておくことが、失敗しない家選びにつながります。

床下点検は、その第一歩。
将来の安心と快適な暮らしのために、ぜひ事前にプロの目でチェックしておきましょう。

それでは、今日も素敵なおうち探しを♪
質問やご相談があれば、いつでもお気軽にコメントくださいね!

体が黒いハネアリ、コレって何?

2025年4月22日(火)

先週末の土曜日は非常に気温があがりましたね。

地域によっては、30℃近くまであがり4月で、すでに真夏日を迎えるなんて所もあったみたいで、今年も暑くなりそうな予感がします。

この暑さのせいなのか、少し例年より早いのですが、昨日くらいからチラホラとハネアリ発生の調査依頼が増加してきています。

何度も、しつこいと思われるかもしれませんが、この時期(4月~5月)に大量発生するハネアリはヤマトシロアリの可能性が高いのです。

ヤマトシロアリの「ハネアリ(羽アリ)」は、**生殖虫(繁殖個体)**と呼ばれる階級の一部です。

▶ 特徴

  • 体長:約6〜7mm
  • 羽:4枚あり、前後ほぼ同じ大きさ(シロアリの特徴)
  • 体色:黒っぽい茶色
  • 群飛(ぐんぴ):ある時期になると、大量に飛び立ちます

▶ 群飛の時期と条件

  • 時期:4月中旬〜5月上旬(地域によって多少前後)
  • 時間帯:日中(雨の翌日で、暖かく湿度の高い日)
  • 場所:建物の床下、木材の隙間などから飛び出す

この「群飛」によって、オスとメスが対になり、新たな巣をつくるために飛び立ちます。

もしこの時期に建物の中や近くで体の黒いハネアリや抜け落ちた羽がたくさん落ちているような現象を見かけたら、一度、生息調査をお勧め致します。

基本的にシロアリ対策をご検討されているお客様へは生息調査と対策のお見積りについては無料で行っています。

少しでも気になる事がございましたらお問合せくださいますようお願い申し上げます。