今日の工事現場は今回で5回目の再処理となるベテランOB様です。
弊社の床下換気扇も3台設置して頂いています。
今のところ異音などは無いようですが、設置したのが2003年という事で使用期間が15年を超えていますので、
点検の一環として漏電検査を実施しました。
まずタイマーに繋がる電源コンセントを抜き、床下換気扇行きのケーブルを外し絶縁抵抗計を用いて、
対大地間の絶縁抵抗を計測します。すると、
約0.5メグオーム付近を針が示しています。基準としては0.1メグオーム以上でOKですので不合格ではありませんが
漏電ブレーカーが作動しないレベルで絶縁状態が悪化していると思われます。せっかくですので3台の換気扇の内、どれが
悪いか測定してみます。
まず最初に攪拌機から測定します。
100メグオーム以上で問題無し。
次の換気扇は、
3メグオーム。次が
5メグオーム。
明らかに絶縁不良となっている換気扇は有りませんでしたが、排気2台の絶縁が少し劣化しているようです。
お施主様に測定結果について説明したところ、「排気2台は念のために線を外してください」
との要望が有った為、とりあえず撹拌機のみ稼働するように配線し直しました。
配線終了後、再度測定したところ
30メグオーム付近を計測し無事完了です。
排気2台を取り換えるか否かはまた考えます、とのことで今日の工事は終了しました。
竹澤