シロアリの生態について

シロアリの生態に関してのご質問

シロアリのような小さな虫がどうやって大きな被害を与えているのでしょうか?

シロアリのほとんどの種は、地中にコロニー(巣)を形成し、多い場合は100万匹を超える数がそこに生息しています。一匹一匹のシロアリは小さく弱々しくても、集団で加害するために家屋の被害の程度も大きいのです。

シロアリはどのようなところに潜んでいますか?

一般の方には見えにくいようなところに潜んでいるため、発見は簡単ではありませんが、基本的に土の中や加害木材の中へコロニーと呼ばれる巣を作り、そこを中心に活動しています。餌場となる柱や基礎の木材部分までは自力でトンネルを設置し、その中や土中を通って移動していきます。巣を除去しない限り根本的な解決にはならないため、シロアリ駆除業者による調査をおすすめします。

木造ではない鉄筋造やコンクリートの敷かれた住宅でも、シロアリの被害に遭いますか?

その可能性はございます。鉄骨住宅やコンクリートの敷かれた建物でも、小さな亀裂や穴から入り込んでくることがあるため、土に比べれば侵入が減りますが、それで安心できるとは言えません。

シロアリでも冬眠するのでしょうか?

冬の時期では気温が極端に低下するため、活動がにぶることはありますが、冬眠はしません。そのため、他の虫が冬眠しているからと油断してしまうと、思わぬ被害を受けることになります。

シロアリは普段どこに生息していますか?

ヤマトシロアリ、イエシロアリは別名地下シロアリともいわれ、普段は地面の中や加害木の中で生息しています。アメリカカンザイシロアリは、乾燥した木材の中だけでも生息が可能です。

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